1: みつを ★ 2019/09/17(火) 00:51:56.22
https://www.cnn.co.jp/fringe/35140363.html

WHO、中国伝統医学に「お墨付き」 各界から批判の声
2019.09.16 Mon posted at 18:50 JST


(CNN) 漢方薬は何世紀にも渡り、世界中で病気の予防や治療に使われてきた。しかし、漢方薬が最も広く使用され、その効用が実証されてきたのは中国だ。

中国医学の支持者らは、伝統中国医学(TCM)を世界で主流とされる西洋医学に統合するための取り組みを行ってきたが、その長年の努力がついに結実した。世界保健機関(WHO)の政策決定機関である世界保健総会(WHA)は5月25日、伝統医学に関する章を初めて盛り込んだ「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」(以下、国際疾病分類:ICD)の第11回改訂版(ICD-11)を正式に承認した。

しかし、この動きに批判的な見方もある。生物医学界からは、WHOは一部の漢方薬に毒性があること、漢方薬の効果を裏付ける証拠が不十分であることを見過ごしている、との声が上がっている。また動物の権利擁護者らも、TCMの一部の治療にはトラ、センザンコウ、クマ、サイなどの臓器が使用されており、WHOがTCMを承認したことにより、今後これらの動物が一段の危険にさらされると主張する。

ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の薬理学・医学部教授アーサー・グロールマン博士も、この動きは効果が実証されていない治療を正当化することになり、医療費の大幅な増加にもつながると指摘する。

世界基準?

国際疾病分類(ICD)は、数千の疾病や医療診断を分類した重要文書で、研究の仕方に影響を与えたり、保険の補償範囲の決定に利用されることもある。
WHOは、今回の改訂版に伝統医学の条件や医療行為を含めた理由について、全世界で数十万人がこれを利用しているため、と説明する。

WHOのタリク・ヤシャレビチ報道官は、伝統医学は診療記録が不十分であったり、全く記録されていない場合もあり、ICDに伝統医学を盛り込むことにより、「伝統医学の医療行為を世界基準や標準開発と結びつけることができる」と語る。

しかし、ヤシャレビチ報道官は、ICDへの追加は、伝統医学の医療行為の科学的妥当性や伝統医学の介入の有効性を承認するものではない、と付け加えた。
(リンク先に続きあり)

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