1: きつねうどん ★ 2018/07/04(水) 12:16:49.41 _USER
「デブ」を検索禁止に(共同通信社)
中国のネット上で6月下旬から、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の蔑称である「金三胖(直訳すると、「金家の3代目のデブ」)が検索禁止用語になったことが明らかになった。
「金三胖」という言葉は昨年11月にいったん、検索禁止用語になったが、今年3月には検索ができるようになっていた。しかし、6月下旬以降、再び禁止用語になったようだ。この背景には、金氏が南北首脳会談や米朝首脳会談前後に3回も訪中し、そのつど国賓級の待遇を受け習近平国家主席と首脳会談を行っていることがある。
検索禁止用語になった6月下旬は19、20日の3回目の訪中直後であり、「中国最高指導部の金氏への評価が回復されたからだ」と中国問題に詳しいジャーナリストの相馬勝氏は指摘している。
中国の検索エンジンである「百度」に「金三胖」と入れても、「すみません。“金三胖”を百度で検索した結果、探すことができませんでした」との表示が出るだけだ。これは別の検索サイト「新浪」で試しても同じ。
これまでも、「金三胖」は2度も検索禁止用語になったこともあったが、ほとぼりが冷めたためか、再び検索が可能になっていた。
前回は昨年11月で、北朝鮮側が中国当局に激しいクレームをつけたためと中国メディアは推測していた。これについて、中国外務省の耿爽スポークスマンは記者会見で「関連報道と事実は異なる」としながらも、「強調したいのは一国の国家指導者に侮辱的でばかにする言葉を使うことを賛成しないということだ」と説明していた。
ところが、今年3月には「金三胖」は検索ができるようになっていた。
それ以前の場合、2015年10月に劉雲山・中国共産党中央政治局常務委員が訪朝した前後、検索が不可能になっていたが、2016年3月に国連安全保障理事会で対北朝鮮制裁が決定された後には検索可能になっていた。
中国では「金三胖」という言葉は極めて政治的な意味合いが強い言葉として取り扱われていることが分かる。
今回の場合、6月19、20日の金氏の第3回目の訪中がきっかけで、これについて、ネット上では1000以上のコメントが書き込まれたものの、「金三胖が使われている書き込みはすべて消されている。さらに、「また何を貰おうと思って中国に来たのか」「手ぶらで帰るつもりはなさそう」などとの金氏をからかうような書き込みは消され、残っているのは「訪問を歓迎する」「3回訪中したのは、中国の国際的な影響力を見せてくれた」との友好的な内容の2つだけだという。
これについて、ネット上では「また、北朝鮮当局が中国指導部に文句を言ったからではないか」との推測が書き込まれている。
https://www.news-postseven.com/archives/20180704_711379.html
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