1: 名無しさん@涙目です。(栃木県) [SY] 2018/06/04(月) 08:21:43.00 BE:886559449-PLT(21000)

天安門事件きょう29年 中国で強まる人権弾圧
■情報規制/亡命者監視/相次ぐ弁護士拘束
【北京=西見由章】中国で民主化を求める学生や労働者が武力弾圧された1989年の天安門事件から、
4日で29年となる。中国共産党は現在も学生らの民主化運動を「政治風波(騒ぎ)」と位置づけ、
事件に関する情報発信を厳重に規制している。人権派弁護士の相次ぐ拘束や海外亡命者の監視など、
中国の人権状況は深刻さを増す一方だ。
北京出身の芸術家、楊偉東さん(52)は89年6月3日夜から翌未明にかけて北京の天安門広場にいた。
当時、大学2年生。戒厳部隊の銃声が鳴りやまないなか、労働者とみられる男性が三輪自転車で
搬送されていた。負傷したふくらはぎからは骨がのぞき、男性は「共産党にやられた」とうめいた。
楊さんは未明に知人の宿舎に逃れ無事だったが、同年9月に大学で始まった、人民日報の
感想文提出などの「再教育」を拒否し、退学処分になった。
その後、表現の自由を求める芸術家として活動していたが、昨年6月に家族とドイツへ亡命した。
しかし国外でありながら、今年5月末から中国人による尾行が目立ち始めたという。「中国の領事館前で
行われる追悼行事に私が参加することを警戒しているのだろう」と楊さんはいう。
習近平指導部の下で弾圧は強まっている。昨年7月に事実上獄死したノーベル平和賞受賞者で
民主活動家の故劉暁波氏の妻、劉霞さんは法的根拠がないまま当局の軟禁が続く。今年1月、
憲法改正に関する書簡を公表した人権派弁護士の余文生氏は、4月に国家政権転覆扇動容疑などで
逮捕された。妻の許艶さんによると、これまで弁護士が留置場を約20回訪れたが、接見は一度も認められていない。
事件で子供を亡くした親の会「天安門の母」は今月1日付で習国家主席に宛てた声明を発表し、
「悲惨な事件は歴史になったが、災難は終わらず傷口は癒えていない」と強調。
「真相と賠償、責任追及」を求め続けると訴えた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180604-00000053-san-cn
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