1: 名無し募集中。。。 2019/05/05(日) 16:26:38.72 0
【東方新報】AI技術の発達に伴い、中国各地の行政部門では政策決定にAIを導入しようとする試みが盛んだ。法律分野でもAIの利用が進みつつある。
海南省高級人民法院(Hainan Higher people's court)刑事法廷の呉向東(Wu Xiangdong)副裁判長によると、同裁判所は全国の裁判所に先駆け、AI技術を裁判官の事案処理に最大限利用しているという。
同省(Hainan)のAIを活用した量刑規範化システムには、ビッグデータ処理、自然言語処理、グラフ構造の知識データ、ディープラーニング(深層学習)などのAI技術が総合的に取り入れられている。
システムは裁判官の審理過程に倣い、事案の重要要素を自動的に抽出。過去の判例を分析・応用し、判決書や関連法律文書などを作成する。このシステムは、独自に開発したグラフ構造法律知識ベースや自然言語処理プラットホームなど、10項目以上の特許を取得している。
「このシステムでは、各裁判所の量刑実施細則上の相違点、法律法規の調整・変更状況に応じてリアルタイムに更新している。単にAIを使うのではなく、AI技術と実際の法律業務が深く結びついているため、業務に適したシステム対応ができる」と呉副裁判長は話す。
このシステムの開発に携わった北京智慧正安科技の李正才(Li Zhengcai)総経理は、「システム開発の過程で、海南省の多くの裁判官がAI、ディープラーニングのための大量の文書注釈作業に参加した。
革新的なベイズ統計を応用して、裁判官の思考・業務習慣は変わらない状況で、刑事事案の量刑の効率と正確性を大幅に高めた。さらに裁判官の使用習慣に基づいて学習を続け、事案要素の自動識別・抽出の正確性を向上させていく」と説明する。
「午前中だけで3つの裁判を行い、それぞれ判決書を作成した。以前は想像もできなかった効率の良さだ」。海南省瓊海市人民法院(Qionghai people's court)の王春豹(Wang Chunbao)副院長はこう語る。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190505-03222714-clc_toho-cn
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