1: 名無しさん 2018/07/02(月) 10:14:21.35 _USER
香港(CNN) 中国でヒップホップが逆風に見舞われている。昨年は全盛期を迎えた感もあったが、
その後、バブルがはじけてしまった。

中国のメディア当局が新たな規制を導入したことで、いくつもの歌がブラックリスト入りしたほか、
GaiやVaVaといった人気上昇中の中国人ラッパーが番組を降板。
さらにPG Oneは、歌詞が薬物やセックスを美化しているとして批判を受け、謝罪にまで追い込まれた。

こうした規制強化はヒップホップというジャンルに冷や水を浴びせる結果になっている。

中国有数のライブ運営会社スプリット・ワークスの共同創業者、
アーチー・ハミルトン氏は「道徳的引き締めの時期が訪れているのは確実で、ヒップホップはその一例だ」と話す。

広告主と規制当局の双方を満足させるため、音楽フェスティバルの出演者を見直しているという。

中国の習近平(シーチンピン)国家主席は2013年の就任以来、伝統の儒教的価値観や道徳に関する新たな指針を打ち出してきた。

今年1月には、メディア当局がヒップホップを規制対象に選定。
「タトゥーを入れた芸能人やヒップホップ文化、サブカルチャー、非道徳的な文化」をテレビで扱わないよう求める指示を出した。

中国はパンクやロックの時代から、欧米の影響を受けた若者文化を抑圧しようと試みてきた。業界関係者の多くはそう指摘する。

香港のグループ「LMF」のラッパーを務めるMC仁氏は、物議を醸す歌詞が原因で20年前に中国公演を禁止された。
今再び同じ事態が起きているのも驚きではないという。

ヒップホップは労働者階級の若者と富裕層の子弟、双方の間で人気だ。

2009年に中国初のヒップホップラジオ番組を立ち上げた孔令奇氏は、「中国のヒップホップの背景にあるのは夢だ」と説明。
ヒップホップが大きな存在となった事情は米国と同じだとし、お金のない若者にとっての表現の場になっていると話す。

ヒップホップジャーナリストの男性(31)もこうしたファンのひとりだ。
欧米からプラスチックごみとして輸入された違法CDを通じヒップホップと出会った。

男性は中国人アーティストが「比較的リアルで誠実」な姿勢を保っている点を評価していた。
その多くは、標準中国語とは異なり地元の文化が生きている方言で歌い、
ラップのビートに中国の楽器を取り入れるなど実験的な音作りにも取り組んでいた。

しかし、ヒップホップの人気拡大に伴い商業化の波が到来。そしてついに当局の視線が注がれるようになった。

続きはソースで

no title


CNN
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35117299-2.html

続きを読む